alanチャン、最高！

私の生まれた美人谷（中国、四川省）は、空気や自然がとても綺麗なので、毎回訪れる度に感動します。 雪山はとても壮大で清潔感があります。きっと信じてもらえないと思いますが、湖がとても綺麗で透明で、魚たちは餌を与えようとすると寄ってきて、撫でても逃げないんです。人間を全然怖がりません。私たちチベット民族にとって湖自体、神様みたいな神秘的な存在なんです。それから、四川省は、パンダの生息地で、小さいパンダや羊など沢山の動物がいます。人々は主に農耕生活を送って、とてものどかな場所です。 四川省にシャングリラという場所があるんですが、世界で最後の汚されていない場所と言われています。 そんな美しく平和なふるさとで、5月12日、大地震が起きました。 私は、その時レコーディングをしていたのですが、すぐに両親に電話をしました。なかなかつながらなかったのですが、やっと母と話せて、家族は皆無事だと知りました。だけど、亡くなった沢山の人々のことを考えると心が痛いです。

私がひとりの歌手としてできることは、自分の歌声で平和を祈り、歌っていくことだと思っています。私は、日本でデビューするときにプロデューサーから「あなたはどんなテーマの歌を歌いたい？」と聞かれました。私は、「愛と平和、環境についての歌を歌いたい！」と言いました。ですので、デビュー曲も平和をテーマにした曲でした。 四川大地震の知らせの後、すぐに「幸せの鐘」（alanオフィシャルサイト/外部リンク）という曲をレコーディングし、インターネット配信を始め、その収益のすべてを義援金として寄付しています。この曲は、亡くなった方々への祈りを込めて歌いました。 義援活動としては、7月14日にジュディ・オングさんのお誘いで、四川大地震チャリティコンサート「ハートエイド・四川」（外部リンク）に参加することになりました。これからも、みなさんと一緒に四川を応援していきたいと思います。 そして、これからも愛と平和の曲を、心をこめて大切に歌っていきたいです。

電気と水の節約は日ごろから心がけています。エアコンは殆ど使わないで、窓を開けて新鮮な空気を入れるようにしています。 ゴミの分別は日本人はすごいルールを守っていますね？ 中国は、北京や上海、成都などの大都市では、気にするようになってきましたが、小さい都市では、これからの課題ですね。私の故郷のような小さな町では、あまりゴミを出さないのです。例えば遊牧民族は、火を燃やすとき家畜の糞を燃料にします。糞を壁に投げつけて自然乾燥して燃料にして、火をつけます。環境には全然悪くないですよね？ それから、日本に来て特に気になっているのは、ラッピングなどの過剰包装です。とっても綺麗だけれど、もったいないと思います。お箸などの使い捨ても、もったいないですね。私は、自分のお箸を持ち歩いていますが、皆で気をつけて、少しずつ節約していくことは、私達が身近なこととしてできることだと思います。

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プロフィール＆インフォメーション 中国、四川省・美人谷出身。2007年7月、解放軍中国藝術学院声楽科を優秀な成績で卒業するとともに、avexより『明日ヘの讃歌』でデビューを果たす。7月2日には、坂本龍一プロデュースによるNHKエコプロジェクト「地球エコ2008 SAVE THE FUTURE 2008」のイメージソングとなった『懐かしい未来 ～longing future～』をシングル・リリース！

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